The Interlace

ザ・インターレースとは?

「ザ・インターレース」は、6階建ての長方形アパートメント・ブロックが31棟に連なる団地である。建物は延床面積約170,000㎡、1040戸となっており、ねじれるように複雑に構成されているため、直線はなく建物から変に突き出た角が生み出した空間が、緑茂るルーフガーデンやスカイテラス、緑の草木が垂れる広いバルコニーになっている。
これらの棟は、8つある広い中庭を6⾓形に取り囲んで積層化され、積み重ねられたブロックは共有の庭やアウトドアスペースを⽣み出しており、それぞれのスペースで特徴の異なる居⼼地となっている。
ドイツ人建築家オレ・スケーレン(Ole Scheeren)が設計し、垂直のものを水平に変え、建物をブロックに分け、さらに、各ブロックのプライバシーを確保しつつもそれぞれ異なる眺望をもたせるように、様々な向きへ変えている。
また、ハチの巣状のレイアウトによって、住民がプライベートスペースと公共スペースのバランスをとり、強いコミュニティ意識はそのままに、個性を保つことができるようになっている。

施工にあたって

「ザ・インターレース」の工事を行うにあたり、施工にかける思いをインタビューしました。

世界的に有名な建造物である『ザ・インターレース』の修繕工事を受注されたということですが、ザ・インターレースはシンガポールの人たちにとってどのような存在なのでしょうか?

ザ・インターレースのデザインはすごくユニークで印象的ですよね。シンガポールの人たちも、この建物のデザインが特別だと感じると思います。シンガポールのアイコンとしても有名で、もちろんシンガポールの人たちにも愛されている建物です。当社にとって設立して初めての大規模プロジェクトの受注案件でもあり、ザ・インターレース側にとっても2013年の完成以降初めての修繕工事となります。

今回、どんなところが評価されて受注に至ったと思いますか?

このプロジェクトでは複雑な構造をもつ建造物の修繕を行うため、コスト削減と利益率向上の側面からもロープアクセスを使用することが重要になります。私たちの提出した見積もりは他社にはない特徴的なサービスを提供するため、競合他社と比べて安いわけではありませんでした。ザ・インターレース側の担当者に納得していただけるよう、工事の詳細についても説明を行いました。 担当者はLTCの実績等を評価し最終的に決定しました。

主な工事内容を教えてください。
また工事を進めるにあたり特に注意することはありますか?

塗装と防水加工、窓のクリーニング、破損部分の修理、フローリングのクリーニングが主な工事内容です。このようなシンボリックな建物を修繕する場合、想定外の事態も予想されます。万が一イレギュラーが発生した場合でも、作業を継続するために関係者との連携を密にし、効果的に人員を配置する必要があります。工事完了までしっかりと計画を立案し、安全性を重視しつつ、居住者の生活空間をできる限り確保しながら、円滑に工事を進めます。

安全管理の取り組みについてお聞かせください。

規則を遵守することはもちろんですが、マンスリーやデイリーのミーティングでは安全の重要性を繰り返し作業員に伝えています。現場では、常時セーフティーコーディネーターが巡視し、決められたルール通りに行われているかを確認しています。

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